七夕に見る小児の傾向

 今日が七夕だからと言って七夕の話題を出す事には相当の抵抗があるのですが。

 自宅近くの商店街を歩いていると大量の短冊が目にはいりました。毎年毎年のイベントですし、何を隠そう私も幼稚園児の頃に同じ場所に短冊を下げていたので、特に何の感想もなく眺めながら歩いていたのです。

 『おもちゃやさんになりたい』 : 私も幼稚園生の時に書いた覚えがあります。
 『ガオレンジャーになりたい』 : 何となく流行から外れている気がしなくもないですが戦隊物は男の子の永遠の夢ですからね。
 『プレイステーションが欲しい』 : 何だか小さなお願いだなあ、と思わなくはないですが本当に身近なお願いなんでしょう。
 『幸せになりたい』 : 何となく今の生活を勘繰ってしまいますが恐らく深い意味はないのでしょう。幸せになって下さい。
 『コンビニのアルバイトになりたい』 : もう、見た瞬間に脱力です。恐らく何となくで書いたのだとは思いますけれどそれにしても、幼稚園児の書くお願いとしては、(と言うよりも誰が書いたにしても)どうなのだろうか、と思ってしまいます。


 深い意味もなく、なんとなくで幼稚園児からこういう言葉が出てくるのが今の日本なんだろうなあ、としみじみと感じております。(それが悪いとは思いませんけれど)


 そして今年の私のお願い。

 『お金持ちになれますように』

 最低ですかね。