今週の浪費66


 坂本龍一 : 目を疑う様な放出だったので救出。amazonで値段を確認して安心しましたけれども、缶コーヒー価格の『1996』を聴かないで何を聴くのだ、と尋ねたくなります。確かに音楽には同時代性だとか革新性だとかも必要な事だとは思いますけれども、それ以上に普遍性が私には必要だと思えるのです。坂本龍一自身は確かに革新的な音楽も試験的な音楽もたくさん創ってきたけれど、このアルバムはそんな彼の音楽性における普遍的な部分が表れている一枚なのではないかなあ、と思わせられるのですよ。『Heartbeat』の方は未聴、というよりも存在自体知りませんでした。元々、私は坂本龍一近辺に気を配ってはいないので当然と言えば当然ですけれども、輸入盤なら知らないのが当たり前ですな。

今週は、大御所のCDの当たり週でしたな。ホクホク。