何となくドラえもんのワンカット２３

　ドラえもんの中でも比較的有名なお話な気がします。ドラえもんがネズミへの恐怖でおかしくなってしまったところです。と言うか、何で未来のロボットは『地球破壊爆弾』なんて物騒な物を持っているんでしょうか。不思議です。

（ネズミとばくだん　小学五年生1974年10月号より）

　これはのび太家に現れたネズミを退治する為に、ネズミが嫌いでおかしくなってしまったドラえもんが未来の道具と言うよりは兵器を持ち出して来る、と言うお話の1コマです。

　ちなみに、『ネズミとばくだん』は下の大全集に収録されています。

　ネズミって汚いイメージですけれども、良く良く見ると可愛いですよね。そりゃあ、ネズミが主役のテーマパークも儲かるってもんです。世界中で大人気ですからね。

　ちなみにこのお話でドラえもんが持ち出した兵器は、一発で戦車をふきとばす『ジャンボ・ガン』、一瞬のうちにビルをけむりにしてしまう『熱線銃』、そして『地球破壊爆弾』です。物騒な物をたくさん持っていますね。

　未来のロボットがこんな道具を標準装備、もしくは装備可能だったとしたらタイムパトロールがいたとしても地球の未来は暗そうですね。それともロボット三原則が適用されているのでしょうか。

　ただロボット三原則が適用されていても、そこに人間がいたら意味がないですよねえ。まあ、色々と書いてはみたものの、漫画ですからそんな事はどうでも良いのですけれども・・・。

　ところで僕自身にこのドラえもんのネズミ程に嫌いな物があるかな、と考えてみましたが考え付きませんでしたね。ゴキブリとかもそこまでではないですしねえ。

　もちろんヘビやハチがいたら嫌ですけれども、それはその物というよりは毒が嫌なだけですから、少し違いますし・・・とか考えてみると僕は意外と強い人間なのかも知れません（鈍感なだけなのかも知れません）。