何となくドラえもんのワンカット28

 今見ると、やはり何となく古臭さを感じてしまいますね。30年以上前のお話ですから当然と言えば当然です。今から30年後にある音楽デバイスなんて想像もつきません。

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(進化退化放射線源 小学六年生1975年6月号より)
 これは新しいラジオが欲しくても買ってもらえないのび太が、今使っているラジオや色々な物ををドラえもんの『進化退化放射線源』と言うを道具を借りて進化させたお話の1コマです。

 ちなみに、『進化退化放射線源』は下の大全集に収録されています。

 ドラえもんは未来の道具や未来の世界がたくさん出て来ますが、未来を想像するのは難しいですよね。30年以上も前に21世紀、22世紀の事を夢一杯に表現してあるドラえもんは本当に凄いな、と思わされます。

 今の漫画で未来の世界に夢を描けている漫画ってありますかね。そういう時代でない、と言われればそれまでですけれども、漫画の中くらいは明るい未来を見てみたいものです。

 さて、このお話ではのび太がパパを進化させて未来の人類像を見せてくれますが、なかなかショッキングな姿です。良くみる火星人のイメージなどと似ていますかね。

 しかし、現在では今後も特別な環境の変化がない限りは人類に変化は起きそうにない、と言う事が良く言われていますね。その時はやはり人類が宇宙に進出した時ぐらいでしょうか。

 ただ、人類が宇宙に進出する時は人類にとって地球上と大差ない生活が確保出来た時でしょうから、言われている様に人類の進化は期待出来ないのかも知れません。