私は２コンで大きくなった
最近FIFA11をやっていて感じたことなのですが、私は画面に向かって左から右に攻めることが苦手な様です。しっかりとしたデータをとってみた訳ではないのですが、ホームゲームにしてもアウェイゲームにしても左から右に攻める時には攻め辛く、また守り辛いと感じてしまいます。*1これはFIFA11に限った事ではなくて、同様のサッカーゲームであるウイイレシリーズにしても変わりません。
私は基本的にCOMを相手にゲームをしています。サッカーゲームなのでホーム＆アウェイ、前半後半である程度強さに違いがあるとは思いますが、サッカーはどんなゲームでも一試合に一回は必ず画面に向かって左から右に攻めることになる*2ので、2D格闘ゲーム*3などとは違って、苦手なことによる不利益はないと言っても良いと思います。
さて、左から右に攻めるのが苦手な原因として思い付くのは、私の育った環境です。私には4歳年上の兄がいるのですが、私が中学生の頃までは私が遊ぶ相手はほとんどが兄でした。もちろん、ゲームをする相手も兄がほとんどでした。当時はストⅡブーム絶頂の頃で、兄弟でかなりプレイした覚えがあります。そして、そうなると自動的に私が握るコントローラーは２コンになる訳です。２コンはもちろん、基本的に右から左に攻める事が多くなります。それが数千回*4も繰り返されれば、左から右よりも右から左に攻める方が得意になる訳です。
ところで、年上の兄弟をもつ方は大抵経験されていると思いますが『格闘ゲームで２コンばかりを使う』とか言うのはまだ良い方で、RPGは自分でプレイする前に兄のプレイを見なければいけませんので自分でプレイする必要がなくなってしまったり、下手をするとLv上げを手伝わされたり、シューティングゲームでは２コンを使って連写を担当させられたり、２コンに付いてたマイクで叫ばされたり*5するのです。ただこれは人にもよるのでしょうが、私にとって一番楽しい時間というのは、そんな時間だった気がします。
私が高校生になった頃からは私も随分と自立出来た様で、一緒にゲームをする機会というのは少なくなってしまいましたが、今でもあの頃の楽しかった思い出は多く、また今に至るまで散々世話になりっ放しなので、兄には頭が上がりません。
さてさて、そんな兄も先日やっと結婚する決意を固めた様です。弟として、嬉しく思うのと同時に私もいつまでも２コンの人生ではなく、意識して自分の人生を生きなければいけないな、と改めて思わされたのでした。
兄さん、Mさん、本当におめでとう。末永くお幸せに！！
