THE KOOKSのライブに行ってきた

1月13日、THE KOOKSのライブを観に横浜ベイホールへ行ってきました。いやあ、久しぶりのライブでしたけど凄く楽しかったです。
とりあえず、まずは横浜ベイホールの場所がわかりにくかったです。大抵の方がGoogle Mapを始めとした地図を参照することが出来る携帯端末を持っているでしょうけれども、地図なしで初めて訪れた方は辿り着くまでに何回か不安にかられること間違いなしです。私と彼女さんも不安に駆られました。ちなみに横浜ベイホールのwebサイトのaccessには元町・中華街駅の元町方面5番出口から徒歩12分と書いてありますがかなり怪しいです(まあ、この手の案内は普通+5分程度見積もるものだとは思いますけど)。時間に余裕をもって中華街で食べ物を調達しながら行くのが良いかも知れません。

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さてライブですが、実はTHE KOOKSのライブを観るのは初めてでした。今までCDでしか聴いたことがありませんでしたが、自分にとってはどちらかと言うと地味なバンドという印象で、いい曲が多いものの記憶にあまり残らないと言う評価でした。2nd、3rdアルバムは特にその印象が強く、視聴だけして買わずにいたという有様です。そしてCDを聴いた印象から勝手にライブが上手そうなバンドには思えず(上手な演奏に終始しそう、と言う意味で)、ライブは期待していませんでした。ところが!むしろライブバンドなんだな、と思わされるライブでした。
KOOKSが今までどんなライブをしてきたかは知りませんが、今回のライブでは選曲からとにかく楽しんでもらおうと言う雰囲気が伝わりました。聴き込んでいるのが1stアルバムだけでノリの悪い私でもかなりノれましたから、ほとんどの方が楽しむ事が出来るのは間違いありません。ただ、やはり1stの曲が特に好きな方が多い様で1stの曲の盛り上がりと中盤の曲の反応の悪さの差は気になりました。個人的にはもっと盛り上がっても良いのになあ、と思ってしまう瞬間が少なからずありましたね。
それでもencoreも含めたライブ後半の盛り上がりは最高に痺れました。特に『Do You Wanna?』は超テンション上がりまくりました(残念ながらYouTubeでは全くその良さが伝わりませんが・・・)。CD音源の何倍も良かったです。むしろあのライブだったらライブCDが欲しくなります。その位に良かったです。久しぶりに踊ってしまいました。いやあ、踊らずにはいられないですよ、ホント。
ところで(オールスタンディングの)ライブがご無沙汰だったので驚いてしまったのですが、随分派手にカメラや携帯で写真やムービーを撮ろうとする人がいるのですね。隠れてという感じは全くなく前列中央で堂々と撮っていたりするので不思議で仕方がありません。もちろん、そんな行為は禁止なのですがスタッフが何人かに注意しても他に撮る人がいるのです。しかも前列中央だと基本的にモッシュ状態ですからスタッフも撮っている最中には撮っている人まで辿り着かないのです。曲中以外にコソコソとステージを撮る人とかは、”撮りたい”という気持ちも凄くよくわかるので何も思わないのですが、さすがに曲中にフラッシュを使って前列中央で撮るのはマナーがなさ過ぎると思います。ライブは確かに音楽メインですが、ステージパフォーマンスや照明も含めたショウですからね。KOOKSのステージが良かっただけに、そんなオーディエンスが少なくなかったことにガッカリしてしまいました。まあ、こんな風に思うのは私がオッサンになってしまったからで、このライブに来る様な若者層にとっては普通のことなのかも知れませんけれども・・・。
さてライブの帰り道、彼女さんと久しぶりに音楽談義をしてしまいました。お互いの音楽の趣味も決して遠くないので(そもそもTHE KOOKSは彼女の趣味です)、最高に楽しい時間でした。これもライブの楽しみの一つですよね。今年は是非、定期的に一緒にライブに行く様にしようと思っています。そしてKOOKSの2nd、3rdアルバムを早く買おうと思います。

最後に1月13日THE KOOKS@横浜ベイホールのセットリストを載せておきます。

  • IS IT ME

  • ALWAYS WHERE I NEED TO BE

  • SOFA SONG

  • DOWN TO THE MARKET

  • ROSIE

  • SHE MOVES IN HER OWN WAY

  • SWAY

  • RUNAWAY

  • WSKIMO KISS

  • IF ONLY

  • SEA SIDE

  • TICK OF TIME

  • SEE THE SUN

  • HOW DO YOU LIKE THAT?

  • MR. NICE GUY

  • OOH LA

  • SHINE ON

  • DO YOU WANNA?

  • encore
  • SABOTEUR

  • JUNK OF THE HEART

  • NAIVE