旅程回顧 −４日目?−

　バスと路面電車で高知市内へ戻り高知城へ。雲行きが怪しい。急ぐ。
途中、板垣退助像や良く知らない人の像（失礼）を撮りつつ上っていく。天気のせいか松山城に比べて圧倒的に人が少ない。
　天守閣に登る。風が最高に気持ちよい。余りの気持ち良さに３０分ぐらい居座る。そうこうしているうちに空は絶望的な模様に。慌てて帰る事にする。

　調度、板垣退助像の横を通り過ぎた辺りで猛烈な雨が突然降って来る。折畳傘を広げる暇も与えてくれずビショ濡れ。
そのままホテルに戻ろうかとも思ったが、余りにも腹が減っていたのでショッピングモール内にあった洒落た喫茶店風な店（確か東京にもあった）で物凄く遅めの昼食。普通に旨いと思うが旅先で食べる物ではない。旅先では多少味を落としてでも珍しい物を食べるべきだなあ、と改めて思う。

　ホテルへ戻りシャワーを浴びる。近場をもう少し見て回ろうかと、るるぶを引っ張り出したものの相当疲労が溜まっていたらしく起き上がる気になれない。仕方がないので夕飯の店を探すという名目でホテルを出る。旅行最後の夜だ。旨い物が食べたい。

　結局、３時間程市内を歩き回る。あり得ない事に結論は前日と同じ店に。正直、恥ずかしかったがまだ食べてないメニューもあった事だし、と己を欺きつつ店に突入。
良かった、前日の店員はいないみたいだ。ホッとしつつ、生ビール。うんまい。後はひたすら呑み食い。焼酎まで呑めなかったのが心残りではあったが、食べ物で目ぼしいところは大体制覇した。満足。他の店へ行って失敗するよりは良かったのだ、と自分に言い聞かせる。すぐに納得。ホテルへ戻る。

　翌日の電車が雨の影響でどうなるかわからないので、朝一番の特急で四国を抜けようと思いオリンピックサッカーを観ながら徹夜。眠い。