今日の生き恥

 金曜日に受ける講義のうちの一つに駄目そうな教授が行う駄目駄目な講義があるのですが、その講義内で教授が「〜の提出プリントをホチギスで〜」という様な事をタイプ(1.2回/s)したのであります。駄目な講義は粗探しをしてしまいたくなるもので、隣の友人と「おいおい、タイプ位しっかりしてくれよ」の様な会話を交わしたのであります。そして、ふと気になったのでgoogleで検索してみて、日本で17回位間違われてるね、と哂ったのです。
 しかし、よくよく検索結果を見てみると、ホチギス(もしくはホッチギス)が正しいと言う事がわかりました。なんでも、ホチキスというのは商品名(ブランド名)であってあの道具の名前ではないそうです。
ホッチギス(あるいはホチギス)はベンジャミン・バークリー・ホッチギスという人が発明し、その人名がそのまま道具の名前となったという事です。
ただ、NETの世界では例えばWikipediaにはこういう記述がしてあるので、本来はどちらが正しいのか良くわかりません。

 しかし、とにかくまた一つ恥を曝してしまいました。私にとってあの道具の名前が本来、『ホチギス(あるいはホッチギス)』なのか『ホチキス(あるいはホッチキス)』なのかは既に重要ではなくなったのです。もし、今『ホチキス』が本来の名前だとわかったとしても私の恥は消える事がないのです。それは私の恥が自分の無知を棚に上げて人を哂うという行為によるからです。
今まで何回この手の恥をかいてきたか数え切れない程ですが、私はここでもう一度我が身を振り返らなければなりません。一体、このblogにしてもどれ程の誤字・脱字があるのか!!

 これからは人を哂いたくなった時には『ホチギスホチギス』と唱えたいと思います。きっと哂いたい気持ちも閉じ込められる事でしょう。