メインストリーム

 バイトの帰り道、普段人気のない通りを通ると有り得ない程の人が歩いていました。何かの事件の野次馬という様な感じでもないですし、敢えて言うなれば韓流スター(このblogでこの単語を使うとは夢にも思いませんでした)を追いかけているおばちゃんの様な人達が多かったです。こういった良くわからない事と言うのは若干の気味の悪さを感じながらも好奇心で気になってしまうものです。自転車の速度を落とし観察してみると老若男女、そこまで偏りもなく色々な人達がいるではないですか。なお更訳がわからなくなりました。自転車を走らせながらも頭はフル回転です。(回転数は恐ろしく低いですけれど)
 珍しく少し考えただけで閃きました。そういえばその辺りには某会の建物があるのでしたね。と言う事はここを歩いている集団はほとんどが某会員と言う事ですな。私は無宗教ですし集団で啓発される事にも興味がない人間ですが、宗教やそれこそ某会の様な集団を否定する気は更々ないです。
ただ、やはりこの時の様に集団になっていられると気味が悪く感じてしまうのは事実ですね。恐らく集団でいる側にしてみるとそれ(集団でいる事)が自然であって何も不思議には感じていないのでしょうな。
 私という人間はどちらかというと反主流とまでは行かないにせよ非主流な人間なのではありますが、無意識下での数の暴力には本当に気を付けなければいけないな、と強く思ったのでありました。まあ、今回の場合は日本人全体で見れば集団で歩いていた彼らが非主流であり私が主流ではあったのですけれどね。
 ところで某会の会員には若い人も随分と多くいるんですねえ。何だか不思議な気分になりました。