感想文8 鷲の人、龍の人、桜の人ー米中日のビジネス行動原理 : キャメル・ヤマモト

少しずつ追いついて来た感がある感想文だが、『鷲の人、龍の人、桜の人ー米中日のビジネス行動原理』(キャメル・ヤマモト著)読了。取り合えず、海外生活が長い事や関係する人に外国人が多い事など、理由はたくさんあるのだろうが『キャメル・ヤマモト』という名前が胡散臭い。内容はそれ程胡散臭くはないのに、名前だけで胡散臭さが3割り増し位にはなっている。(別に俺は嫌いじゃないけど)
書かれている事はあくまで原理なので、そのまま適用出来るとは思わないが、それでも実際に多少の応用を利かせて使える考え方だと思う。個人的には今、初めて会う中国人(台湾・上海なども含む)の相手をしなければいけない事が意外と多いので、実感出来る事も多かったり、成る程なあと唸らされる事も多かったり。
いつもこういった本を読んでいて思うのは、(もちろん知識・情報として他国の人、文化を知っているというのは大前提なのだけれども)俺自身の良い所も悪い所も結局は日本人の枠内なんだって事を認識している必要があるって事だ。留学している人が自分の事を日本人だって強く自覚して帰国するのは、日本人故なんだろうなあ。