Book

『ぼくのプレミア・ライフ : ニック・ホーンビィ』

今回は『ぼくのプレミア・ライフ』を読んでみました。この作品も同名で映画化されているものを観た後に読んでいます。 『ぼくのプレミアライフ(Fever Pitch) − 映画の消化器官』 ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)posted with amazlet at 12.04.03ニック …

『夜のピクニック : 恩田陸』

今回は『夜のピクニック』を読んでみました。実は読み終わってから随分と時間が経ってしまっていますが、まあ映画感想文を書く時も観終わってから相当時間が経っているので同じですね。 『夜のピクニック − 映画の消化器官』 夜のピクニック (新潮文庫)poste…

3月に読んだ本

漫画を除いて11冊、今月も後半がかなりの失速でした。やはり私には余裕がないと読書は出来ませんね。まあ、個人的には読書なんてそれで良いと思いますけど・・・。◇ downistのバインダー期間 : 2012年03月読了数 : 14 冊パプリカ (新潮文庫)筒井 康隆 / 新…

『西の魔女が死んだ : 梨木香歩』

今回は『西の魔女が死んだ』を読んでみました。前回に引き続き、感想文的には映画を観たのと読書が近い日付になってしまっていますが、映画を観たのは相当以前で、今回も映画を観た後に原作本を読んでいます。 『西の魔女が死んだ − 映画の消化器官』 西の魔…

『クワイエットルームにようこそ : 松尾スズキ』

今回は『クワイエットルームにようこそ』を読んでみました。感想文的には映画を観たのと読書が近い日付になってしまっていますが、映画を観たのは相当以前で、今回も映画を観た後に原作本を読んでいます。 『クワイエットルームにようこそ − 映画の消化器官…

『銀のエンゼル 出会えない5枚目を探して : 鈴井 貴之』

今回は原作本ではなく、映画のストーリーのその後という『銀のエンゼル 出会えない5枚目を探して』を読んでみました。著者はあの水曜どうでしょうのミスターこと鈴井貴之です。 『銀のエンゼル − 映画の消化器官』 銀のエンゼル―出会えない5枚目を探して (幻…

『悪夢のエレベーター : 木下半太』

今回は『悪夢のエレベーター』を読んでみました。原作本を買う時に初めて知ったのですが、悪夢シリーズとしてこの他にもいくつか出版されているのですね。機会があったらそれらも読んでみようと思います。 『悪夢のエレベーター − 映画の消化器官』 悪夢のエ…

『ソラニン : 浅野いにお』

今回は映画の原作が漫画の『ソラニン』を読んでみました。映画では『宮崎あおい』主演にもかかわらず物凄いガッカリした作品だったので、原作がかなり気になっていたのです。 『ソラニン − 映画の消化器官』 ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)posted wi…

『コーヒーブレイクに見つけた48のシンプル成功哲学 : テレサ・チャン』

普段だったら絶対に読まない類の本ですが、表紙に惹かれたのと、最近少し自分を変えたいと言う欲求があるのも手伝って、読んでみることにしました。 コーヒーブレイクに見つけた48のシンプル成功哲学 (D’s caf〓 books)posted with amazlet at 12.03.09テレ…

2月に読んだ本

漫画を除いて14冊ですか。先月に引き続きボリュームの少ない本も多かったですが、まあ満足の部類に入りますかね。後半はかなりの失速でしたけれども。◇ downistのバインダー期間 : 2012年02月読了数 : 16 冊サキ短篇集サキ / 新潮社 (1958-02)★★★★☆ 読了日…

『ストレイト・ストーリー : 村上龍』

前回までは基本的に映画の原作本を映画を観た後に読んでいたのですが、今回は映画が原作である『ストレイト・ストーリー』の絵本を映画を観た後に読んだのでその感想文を書いてみます。 『ストレイト・ストーリー − 映画の消化器官』 the straight story ス…

『ルート225 : 藤野千夜』

前回に続き、映画『ルート225』の感想文を書いたのも、映画の後に原作を読んだのも随分前のことになってしまったのですが、原作を読んだ感想文を書いてみます。 『ルート225 − 映画の消化器官』 ルート225 (新潮文庫)posted with amazlet at 12.03.09藤野…

1月に読んだ本

久しぶりに本を読んだな、と思った月だったのですが、それでも7冊でした。しかも全体的にボリューム少な目です。内容は問いませんけど、出来れば漫画を除いて10冊/月程度は読書をしたいです。 ◇ downistのバインダー期間 : 2012年01月読了数 : 10 冊ルート…

続・読書に関するwebサービス

『読書に関するwebサービス』とか書いて10日しか経っていませんが、結局『ブクレコ』は諦めました。どうせ諦めるなら早い方が良いです。その代わりと言っては何ですが、再び『Media Marker』を使い始めました(節操なくてごめんなさい)。 ・downistのバイン…

『包帯クラブ : 天童 荒太』

映画『包帯クラブ』の感想文を書いたのも映画の後に原作を読んだのも随分前のことになってしまったのですが、原作を読んだ感想文を書いてみます。 『包帯クラブ − 映画の消化器官』包帯クラブ The Bandage Club (ちくまプリマー新書)posted with amazlet at …

『日本人へ −リーダー篇− : 塩野七生』

日本人へ リーダー篇 (文春新書)posted with amazlet at 12.03.09塩野 七生 文藝春秋 売り上げランキング: 21610Amazon.co.jp で詳細を見る 読書感想文は全てtumblrに移行しました。よろしければ是非そちらへ。 日本人へ −リーダー篇− : 塩野七生 − 思考の…

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ : 本谷 有希子』

随分前ですが、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の感想文を書いたので、映画の後に読んだ原作の感想文も書いてみようと思います。 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ − 映画の消化器官』 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)posted with ama…

読書に関するwebサービス

昨年はあまりにも読書量が少なかったので今年はしっかりと読書をしようと思い、張り合いを出す意味で先日『ブクレコ』に登録してみました。 (ユーザーページのアドレスは良くわからなかったのですが、アカウントIDはいつも通りdownistです) この手のwebサ…

『イン・ザ・プール : 奥田秀朗』

映画『イン・ザ・プール』の感想文を書いたので、映画の後に読んだ原作の感想文も書いてみようと思います。 『イン・ザ・プール ― 映画の消化器官』 イン・ザ・プール (文春文庫)posted with amazlet at 12.03.09奥田 英朗 文藝春秋 売り上げランキング: 107…

ベネチア国際映画祭で新人賞を主演2人が受賞した『ヒミズ』の原作漫画を久しぶりに読んでみた

「ヒミズ」主演2人に新人賞 ベネチア国際映画祭 (asahi.com)読書感想文は全てtumblrに移行しました。よろしければ是非そちらへ。 ベネチア国際映画祭で新人賞を主演2人が受賞した『ヒミズ』の原作漫画を久しぶりに読んでみた − 思考の消化器官 / tumblr ヒ…

感想文11 ローカル線ひとり旅 : 谷川一巳

相当に間が空いてしまったのだが、こんな本も読んだな。『ローカル線ひとり旅』(谷川一巳著)読了。前の事過ぎるので簡単に。(いつも簡単だけど) 俺の好きな旅の仕方は、だいたいこの本の要旨と近い。ただ、それを本にされると「何だかなあ」と思ってしま…

感想文10 物語 バルト三国の歴史-エストニア・ラトヴィア・リトアニア : 志摩園子

またしても感想を書く間隔が空いてしまったが、『物語 バルト三国の歴史』(志摩園子著)読了。物語〜歴史シリーズの中でも日本人にとっては北欧、ウクライナと続いて余り馴染みのない国々である。まあ、そうは言っても現在の国とほぼ同じ形が整ったのが第一…

感想文9 迷いと決断 − ソニーと格闘した10年の記録 : 出井伸之

何回この出だしを書いたかわからないが、『迷いと決断』(出井伸之著)読了。単純に面白かった。個人的にはもう少し技術的な話があればより楽しめたのだが、出井氏は技術屋さんではないので仕方がない。大半がコーポレート・ガバナンス(企業統治)への取り…

感想文8 鷲の人、龍の人、桜の人ー米中日のビジネス行動原理 : キャメル・ヤマモト

少しずつ追いついて来た感がある感想文だが、『鷲の人、龍の人、桜の人ー米中日のビジネス行動原理』(キャメル・ヤマモト著)読了。取り合えず、海外生活が長い事や関係する人に外国人が多い事など、理由はたくさんあるのだろうが『キャメル・ヤマモト』と…

感想文7 物語 ウクライナの歴史 ‐ ヨーロッパ最後の大国 : 黒川祐次

何となく、少し間を空けて書く事が多くなっているが『物語 ウクライナの歴史 -ヨーロッパ最後の大国』(黒川祐次著)読了。前回と同じく俺の好きな中公新書の『物語○○の歴史』シリーズ。取り合えず、このシリーズは全部集めると言う目標を持っていたりいなか…

感想文6 物語 北欧の歴史 - モデル国家の生成 : 武田龍夫

これまた少し前になってしまったが、『物語 北欧の歴史ーモデル国家の生成』(武田龍夫著)読了。1993年出版の本なので冷戦終結後の各国の動向についてはほとんど語られていないが、それまでの歴史はスウェーデン・デンマークを中心にしてフィンランド・ノル…

感想文5 もうひとつのイギリス史―野と町の物語 : 小池滋

一週間程前になってしまったが『もうひとつのイギリス史』(小池滋著)読了。イギリス史のタイトルそのままの内容を期待して買った俺としては肩透かしを食らった一冊。確かに一応年代順に進んではいくが、歴史と言うよりは都市文化論としての本だと思う。し…

感想文4 9・11ジェネレーション-米国留学中の女子高生が学んだ「戦争」 : 岡崎玲子

『9・11ジェネレーション』(岡崎玲子著)読了。岡崎玲子関連の新書3冊目。実際の出版時期とは逆に遡って読んでいる。(それを狙っていた訳ではないが) 高校の授業風景が多く書かれているが、やはり(アメリカの)名門校と言われるだけあって凄いね。俺の高…

感想文3 格差社会―何が問題なのか : 橘木 俊詔

鴻巣への電車内とその後少しで『格差社会―何が問題なのか』(橘木俊詔著)読了。現在、色々な所で叫ばれている格差社会の現状・問題点・筆者提言からなる良書。未だに自分が中流だと感じている俺と同世代の人に読んでもらいたい一冊。しかし、正直この本を読…

感想文2 アメリカの原理主義 : 河野 博子

先日の鴻巣への行き帰りで『アメリカの原理主義』(河野博子著)読了。アメリカにおける宗教右派と言われる勢力の思想とそれによるアメリカ政治における影響が非常にわかり易く書かれていた印象。文章も非常に読み易いが、内容は日本人にとっては衝撃的だ。…