『コミック 星 新一 午後の恐竜』読了

 暑くてクーラーのある部屋に移動した所、なぜか下のリンクにある『コミック 星 新一 午後の恐竜』があったので読んでしまいました。(明日起きられるのか、考えただけでも恐ろしいです)

 我が家の人間の誰の持ち物かは知りませんが、星新一ショートショートを小学生の頃に読みまくっていたのを思い出し、懐かしい気持ちになりました。

 このコミックには、『ボッコちゃん』、『金色のビン』、『天使孝』、『殺し屋ですのよ』、『おーい でてこーい』、『午後の恐竜』、『現代の人生』、『生活維持省』、『夜の事件』、『箱』など星新一ショートショートの中でも有名どころが収録されていました。

 小学生から中学生の頃の記憶と言うのはなかなか消えない物ですね。このコミックに収録されていた話はタイトルだけでほとんど内容が思い出されました。

 特に『生活維持省』と言う話は当時、強烈に印象に残っていたらしく夢をみた覚えがあります。(確か、家族の誰かの番になってしまって、みんなで逃げると言う様なストーリーの夢でした)

 小学生の頃に星新一の本を読んでいた僕としては(そして、それは全然珍しい事ではないと思うのですが)、あまりコミックである必要性が考えつかないのです。

 ただ、色々な方法で素晴らしい作品たちに接する事が出来るのは良い事だとも思いますので、このコミックはアリだと思います。

 一つ思ったのは、個人的にあまり絵が好みでない、と言う事でしょうか。何となく、少女マンガ的な絵が多かった様に思ってしまいました(複数の作家のオムニバスコミックです)。

 何となく、星新一の他のショートショートも読み返したくなってしまったので、後日発掘作業をしてみたいと思います。どこにいったかなあ・・・。