何となくドラえもんのワンカット１９
ボーナス１０２４倍っていくらだよ、と思わなくもないですが、０×１０２４で結局０と言う悲しい話は嫌ですね。ボーナス出るだけマシ、そんな夢のない世の中になってしまいました。
これはボーナスが出たものの、自転車を買ってもらえないのび太の為にドラえもんが銀行にボーナスを預け、タイムマシンで利息の付いたお金を持ってくると言うお話の1コマです。
（ボーナス１０２４倍 小学四年生1973年12月号より）
ちなみに、『ボーナス１０２４倍』は下の大全集に収録されています。
このお話はせっかく付いた利息も新札を旧札（のび太のいる時代のお札）に変えたら自転車分しかもうからなかった、と言うオチでした。それにしても、100年程度で現在のお金の価値が1024倍の利息を飛ばしてしまう程に増えるとは・・・その100年間に日本に何があったのでしょうか。考えただけでも恐ろしいです。
まあ、これは右肩上がりの世の中を如実に示すお話ですよね。現在だったら100年後どころか5年後にまず銀行があるのか、と言う所から疑問符が付いてしまいます。
そして利息も僕としてはこんなに付いていた時代があったのだなあ、と言う印象ですね。僕も定期預金を作っていますが、利息を考えて何ていう物ではありません。
かなりイザと言う時の為の物です。きっと、貯金する額が3桁位違えば利息も違ってくるのでしょうけれども、残念ながら今はそれすらもリスクがありますものねえ。
先日、チャリロトで9億円が当たった、と言うニュースがありましたけれども、それこそ宝くじでも当てない限り、僕の今の生活からは残念ながら抜け出せそうにはありません。本格的にドラえもんに助けて欲しいです。
・参考
チャリロトで９億円的中！公営競技史上最高 （サンケイスポーツ）
