何となくドラえもんのワンカット20

 ジャイアンは時々優しくなりますね。男のたまに見せる優しさに惹かれる女性は多いそうですが、ジャイアンのこれも同類ですよね。ズルい優しさですね。

$逃避ブログ-ジャイアン4
(このかぜ うつします 小学四年生1974年2月号より)
 これはのび太のパパの風邪をドラえもんの道具を使って引き受けたのび太が、ジャイアンに伝染そうとしたお話の1コマです。

 ちなみに、『このかぜ うつします』は下の大全集に収録されています。

 このお話ではジャイアンに対してスネ夫は相変わらずです。思えば、ドラえもんの大長編も含めてスネ夫の格好良いお話を余り思い出せません。言ってしまえば、そう言うキャラなんですけどね。

 自分で言うのも何なんですが、僕は普段『優しいキャラ』なので、毒舌を吐く事で女性からは「そんな人だったんだ」と言われます。僕の毒舌なんて思った事の1割程度なんですけどもね。まあ、そんな人です。

 ただ、女性も男性も良く人を観察しているらしく、定説の様に良く言われる程には、ジャイアンの様なたまに優しい人に対する評価は高くない様に思いますね。(ソースは僕の未熟な経験です)

 僕はのび太ジャイアンスネ夫出来杉から選ぶなら圧倒的にのび太人間なので、のび太人間がモテる世の中になって欲しいです。

 ちなみにのび太は『のび太結婚前夜』と言う作品の中で、しずかちゃんのお父さんに、こう評されます。

「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ」
 本当に素敵だと思います。のび太の様に評される人にものび太をこう言う風に評せる人にも憧れますね。スネ夫にはなりたくないです(髪型とか)。