読書に関するwebサービス

昨年はあまりにも読書量が少なかったので今年はしっかりと読書をしようと思い、張り合いを出す意味で先日『ブクレコ』に登録してみました。
(ユーザーページのアドレスは良くわからなかったのですが、アカウントIDはいつも通りdownistです)
この手のwebサービスは今までも『ブクログ』、『web本棚』、『メディアマーカー』、『読書メーター』などなど色々と登録して少し使っては放置ということを繰り返してきました。前述のwebサービスも使用期間は非常に短いのでIDとPASSを覚えていてログイン出来たのは『読書メーター』だけという有様です。そしてログイン出来た『読書メーター』にしてもだいたい2ヶ月で放置した様です。
検索してみたところ、2年ちょい前の自分も『好きなくせに続かない』と嘆いておりました。
 『web本棚 − 思考の消化器官


さて今回登録した『ブクレコ』はソーシャルとの連動をうたっている様ですが、今まで使ってきたサービスでも最初からではなかったもののtwitterFacebookとの連動はとれる様になっていましたし、正直それ程の違いを見出せません。他のサービスにはなかったかな、と思われるのは『予想中古価格表示』があること位ですが、それにしても『実際にその価格で引き取られる』と言う訳でもないですし、それ程重要な機能であるとも思えません。
またこの手のサービスを使わなくなってしまう理由に挙げられるだろう点の1つである本の登録の面倒さも特に変わっている訳ではありません。シリーズや著者での一括、複数選択登録はあっても良いと思います。そして書棚の見栄えも他のサービスとの違いが見出せません。著者、出版日、登録日でソートは出来ますが本棚の見栄えってその程度のものですかね?簡単に自分の好きな様に並べ替えが出来ない、と言うのは本棚を眺めることが好きな人間としては致命的な気がします。どのサービスかは忘れてしまいましたが、本の並び順を簡単に変更出来るサービスは存在したはずですし。
そういったことを考えると『ブクレコ』を使う理由と言うのは全くと言って良いほどサービス自体には存在しません。理由を挙げるとすればただ一つ『新しいから』です。結局、私と同じ様に色々なweb本棚サービスを利用していたユーザーが飽き、放置していた所に新しいサービスが現れるから、それを利用する、という代謝を繰り返しているだけの様な気がします。
もちろんそれはweb本棚に限らず、他のどのwebサービスでも一緒の様にも思うのですが、個人的には例えばtwitterの様な緩やかな人間関係よりも自分の人生における読書遍歴の記録の方が替えのきかないものに思えるので、乗り換える必要のない使い易いweb本棚が生まれて欲しいな、と願っているのです。
今後、電子書籍メインの生活になるとしたら余計にその思いは強くなると思います。出来れば街の本屋さんみたいなところが、実在店舗と絡めてwebサービスを行って欲しいな、と思っているのですよね。Amazonさんみたいに的確に自分の読みたい本と押さえておいた方が良い本をオススメしてくれて、更に読書家店員さんのオススメ本とかを紹介してくれて、なおかつ本棚を管理してくれて、それがソーシャルに繋がっているみたいなイメージです。
実際の店舗でも『○○さんの本棚フェア』とかtwitterFacebookのID付きでやったら面白い気がするんですけどね。日本の一般家庭だと本屋さんにある様な壁一面本棚が設置出来る環境とか少ないですし、そこから買われていったら本好きの所有者だったら堪らないと思います。


ちなみにそんな本屋で美味しいコーヒーが飲める、という感じのお店をひらいてみたいなあ、という夢が私にはあったんですがそれはともかく、とりあえず『ブクレコ』は続けてみようかなと今は思っています。