CD感想雑文 no.6

Ouverture Eclair : Michel Herr Trio

 『澤野工房』から発売されている作品。私はこの澤野工房から出ている作品は余り視聴しないでも買ってしまう事が多いのであります。それ程、自分に合う感じがするのです。
 そうは言っても実はjazzの事は何も知らないのです。本当に何も知らないのですが、別に知らなくてもカッコいい曲はカッコいいし、何も感じない曲は何も感じないものであります。音楽なんてそんなもんだろうと思っています。
 確かに、知識を付ければもっと違った楽しみ方や聴く音楽の幅も広がってくるのだろうなあ、とは思います。しかしまあ、classicやjazzはもっと年をとってからの楽しみに取っておこうとか思っている次第であります。

 それで、この作品ですが、単純にカッコいいです。ジャンルとか関係なく、音楽として、ただただカッコいいです。
流れる様な力強さが作品中に溢れています。ピアノの音は美しいし、ドラム&ベースは力強い。それらが絡まりあって一つの何ともいえない空気・空間を作りだしています。
 いつまでも浸っていたいと思わせるような空気・空間であります。実はこの一枚のお陰で私はjazzを本格的に買い始めたと言う程の一枚であったりします。

rockが好きでjazzをちゃんと聴いた事がないと言う人にjazz初心者の私から贈りたい一枚ですな。

Ouverture Eclair : Michel Herr Trio