CD感想雑文 no.8

Let It Come Down : James Iha

もう、7年も前のアルバムになりますか、相変わらず昔の作品ばかりが並びますね。
スマパンSmashing Pumpkins)のギタリストJames Ihaのソロアルバムであります。正直、一番最初にtrack1.を聴いた時には相当ズッコけてしまいました。余りにもスマパンとのギャップが激しかったですからね。スマパンの中でも一番見た感じドロドロしてそうだな、って勝手に思ってたから余計です。(失礼!)
ところがところが、スマパンとは懸離れて爽やかで優しく気持ちよい作品であります。
女性アーティストでは結構多いけれど、男性アーティストが全編アコギ的音楽を展開しているというのは当時、珍しかったと思います。(しかもロックバンドのギタリストが!)かと言って、この作品は片手間的な作品では決してないです。恐らくJames Ihaの心の中でなっていた音楽というのはスマパン的なものではなくこういった音楽なんだな、って勝手に想像してしまいます。

お薦めはなんといっても
track7.『Lover,Lover』

歌詞を読んでもらえればわかるけれど、日本語で歌っていたら痒くて聴いていられないんじゃないかな、って思ってしまう様なストレートな感情が表してある一曲であります。
愛に満たされます。愛している人も愛されている人も必聴!!
ところで、イハ君って人種的(国籍的にではないという事)には日本人なんですよね。あんなビックバンドのギタリストがって思うと未だに不思議な気分であります。

ところで、スマパンの再結成はどうなったのでしょうか。今から物凄く楽しみで仕方がないのですけれど。早く音源が届く事を祈っています。