虫の報せ

普段は寝起きが悪く、特に冬の布団からの脱出は毎日と言って良い程に難儀する俺なのだが、今朝は早かった。
夢というか、寝ている間の頭の中のイメージで美人の彼女が泣いていたのをみたからだ。「泣いてる!起きなきゃ!!」っていう感じで飛び起きた。飛び起きてから、慌ててメールを書いた。
いつでも連絡してくれ、という事だけが伝えたかった。メールをすれば彼女にすぐ伝わるって感じた。
彼女は俺がメールを出してからすぐにSkypeで電話をしてきた。果たして彼女は泣いていた。
彼女は俺にとって世界で一番大切な人だ。何よりも失いたくない人だ。彼女にはずっと笑っていて欲しい。出来れば俺のすぐ隣で。時々は泣く事もあると思う。そんな時は俺の隣で泣いて欲しいと思う。心から思う。