何となくドラえもんのワンカット10

 穏やかな顔をしていますが、なかなか残酷な台詞です。恋人が二次元な事もある現代においては、あまり笑えないかも知れません。

$逃避ブログ-のび太とドラえもん1
(友情カプセル 小学四年生1972年10月号より)
 これはドラえもんを自分の物にしたいスネ夫が、悪知恵を駆使してドラえもんの道具でドラえもんを自分の物にしようとするお話の1コマです。

 ちなみに、『友情カプセル』は下の大全集に収録されています。

 現代でも使う物が道具ではないだけで、似た様なお話はたくさんありますよね。まあ、一番良くあるのが金なんですけれども。金持ちは本当にビックリする位に友達がいます。

 僕は今までの人生で友達に関する悩みを持った事がないのですが、やはり友達ってそんなに欲しくなるものですかね。知人に友達の悩みとかを相談される事があるのですが、内心、不思議に思っています。(もちろん、そんな事は顔に出しませんけど)

 さてこのお話ですが、スネ夫は『友情カプセル』を使ってドラえもんを親友にしますが、どうもスネ夫が欲しかったのは何でも言う事を聞くドラえもんだった様です。

 最終的にはドラえもんに付いていた『友情カプセル』も外れ、スネ夫は痛い目をみて、のび太ドラえもんが友情を再確認して終わります。

 お話のメッセージは「友達は大切」と言う事でしょう。でも、ヒネくれ者の僕はスネ夫のズル賢さと、意外な素直さに共感してしまうのでした。(ちなみに一昨日、彼女さんに「天才的に腹黒い」と言う称号を頂きました。やったね!)