何となくドラえもんのワンカット30

 以前書いたこの回では、のび太は射的もダメな感じでしたが、今回は射的の腕は抜群の様です。やはり、誰しも特技の一つや二つはあるものですよね。(僕は自分の特技が思い浮かびませんけれども)

$逃避ブログ-のび太15
(けん銃王コンテスト 小学六年生1976年1月号より)
 これはのび太ドラえもんの『空気ピストル』と言う道具を使ってけん銃コンテストを開き、大活躍すると言うお話の1コマです。ちなみに大活躍するのはドラえもんの道具の効果ではなく、のび太の実力で、です。

 ちなみに、『けん銃王コンテスト』は下の大全集に収録されています。

 それにしてもこの回ののび太はなかなか見る事が出来ない、実力での大活躍でした。大人になると絵に描いた様な大活躍をする事と言うのはなくなってしまう様に思います。小中学生の大活躍してた僕が懐かしいです・・・。

 さて、このお話で使った『空気ピストル』ですが、この道具はドラえもん曰く、「超音速ジェット機の衝撃波みたいに、空気のかたまりが相手を倒す。気絶するけど、傷つける心配は絶対にない。」そうです。

 気絶してしまう程の衝撃波だったら傷付きそうに思うのですが、どうなのでしょうかね。それとも衝撃波と気絶との間には関係性はないのでしょうか。まあ、未来の道具ですからその辺りの当り判定は上手くやってくれているのかもしれません。

 そういえば、僕が小中学生の頃はサバイバルゲームが流行っていた為なのか、エアガンが非常に流行っていました。友人たちは皆持っていた様に思います。

 そんな中で全く興味がなかった僕はひたすら音楽と読書の日々だった訳ですが、あの辺りで僕の方向性の様な物は固まっていった様に思いますね。きっと皆に混じってエアガンで遊んでいれば、もっと社交的な大人になった事でしょう。

 振り返ってみると、こういった小さな積み重ねが今を作っているのだろうなあ、と言う大きい様な小さい様な感動を感じたり、感じなかったりしてしまいますね。