ミツバチ集団失踪に関しての文書が流出

 世界中でミツバチが集団失踪していると言うニュースは、ここ数年ニュースでよく見かけますが、原因に関しては複数ある、とされる事が多かった様に思います。

 そのミツバチ集団失踪現象の原因かもしれない、とされている物に関しての文書が流出した、と言う記事がありました。

ミツバチ集団失踪:疑惑の殺虫剤と米環境保護局 (WIRED VISION)
 以前にも、ミツバチの集団失踪がある種の殺虫剤が原因だとする説がありましたが、その中で問題になっている殺虫剤の認可が取り消されずにいる、と言う事です。

 Wikileaks尖閣諸島沖での映像など、最近では情報が流出する事が問題になる事が多いですけれども、Wikileaksにしても尖閣諸島沖の映像にしてもこの文書にしても、流出する事で風通しが良くなり問題が明らかになる場合も少なくないと思います。

 もちろん、全ての情報が垂れ流される必要はないと思いますし、知り得た情報をリークする事が正義だとは思いませんけれども、情報が隠されている事による問題の方が遥かに多く大きいと、僕は思います。

 今回の事でも全ての農薬が悪である、とは思いませんけれども、少なくとも原因として考えられるのならば、それが現段階では安全だとされるまでは、認可を停止する必要はあると思います。また、認可を与える側の利益の為に問題が無視されているのならば、それは問題外な話です。

 それにしても、ミツバチの集団失踪と言うのはどこかでミツバチが大量に死んでしまっているのでしょうかね。それとも巣に帰れなくなってしまって、それぞれ個々で死んでいくのでしょうか。

 いずれにしろ農業では深刻な問題でしょうから、早く原因が明らかになって対策がなされて欲しいものです。