CD感想雑文 no.17

な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い : ゆらゆら帝国

 結構前にゆらゆら帝国のニューアルバムが発売したみたいなのですが、金銭的な問題故に買うことが出来ず、地団駄を踏みながらこの作品に気持ちをぶつけてみました。
うん、この作品は色々な意味で凄いですよ。そもそもゆらゆら帝国の存在自体が日本の音楽業界の中では特異でありますが。格好とか。(ごめんなさい)音楽も特異。人によっては気持ち悪いとか雑音とか煩いとか言われてしまう事があるかもしれないです。ただ、初めて聴く時に少しの我慢をすると不思議と中毒性のある世界が広がっている、と思うのは私だけではないでしょう。

 この作品はLIVE作品です。音質は決して良いとは言い難いとは思います。だけれど、この作品にはゆらゆらのゆらゆららしさ、良い所が存分に詰まっていると思うのです。 しかも、価格は10曲入りの作品なのに驚きの1050円!!これは今までゆらゆらが気になっていた人にとっては物凄いチャンスだと思いますよ。 こういう価格設定が出来るゆらゆら帝国というバンドが好きです。

 お気に入りを挙げていくと、

track7.夜行性の生き物3匹
track8.貫通
track9.ボタン一つ
track10.星になれた

の流れが最高に好きですね。ゆらゆらしつつ極限に引っ張っていってくれるこの音楽は日本はおろか世界中を探してもそうそう見つかるものではないと思います。 ゆらゆらの繰り返しが盛り上がっていって突き抜けた瞬間!この瞬間が味わいたくて俺は何度もゆらゆらを聴きゆらゆらするのであります。